HOME > あま神研究所 > 値引き交渉された場合の対応について考えてみよう
Amazon販売の場合は値下げ交渉をされる機会は少ないですが、ヤフオクの場合はソコソコあり、メルカリなどフリマアプリともなると、もはや値引き交渉が当たり前のような状態になっていると思います。
とくにメルカリにおいては『○○円で買ってやる・〇〇円で即決します・〇〇円でどーですか』など、人にものを頼む態度とは思えない低レベルな質問もあり多くの出品者がウザいと感じているようです。
値引き交渉をする側でもあり・される側でもある、そういう立場からイロイロと考えてみたいと思います。
コレって地域性が大きく影響してくるかと思いませんか?
関西人なら、上手な値切り方が小さい頃から身についていたり、売る側も値引き交渉されるのを前提で価格の設定していたり対応にもなれている人も多いでしょう。
ふだん値引き交渉されない地域の人が過度な値下げを求められると「ウザい」と感じるかも知れませんね。
そもそも値下げを加味した出品価格に設定してないぞ〜って気持ちになる人もいるでしょう。
値下げ交渉する側としては、1万円の商品を8000円まで値下げして欲しい場合に、まずは6000円で打診してあいだを取って8000円に持って行けたら…なんて感じで大幅に安い価格で交渉をはじめる人もいますからムズカシイところです。
メルカリはフリマアプリ、フリマだから値下げ交渉するのが当たり前という人もいるけど、そもそもメルカリユーザーのなかで実際リアルのフリマで売買したことある人どの程度いますかね〜
リアルのフリーマーケット経験者って上手に値下げ交渉しますよね?
メルカリの場合、他の購入者が交渉しているの見て真似してみた…ってパターンが多いのでは?
私の場合は、良いお客さんにはエコヒイキしたいから
この場合は値引きOKと考えます、なかなか売れない商品なら値引きOKという考え方もあるけど、売れない商品は徐々に値下げして出品するのがベストだから値引き交渉をまたず自分から値下げしましょう。
値引き販売というと購入者さんが得をして出品者が損するようなイメージがあるかと思いますが、本来は両者が得を感じるようになるべきと考えます。
購入者さんが安く購入できてお得感をえるのはもちろんですが、出品者側としては複数まとめ買いしてもらえた・予定よりも早く売れて資金をまわせるなどメリットがあります。
アナタが、ただ値切られて買われたと感じたのなら「Lose-Win」です、ガンバって「Win-Win」に持ち込みましょう。
上手に交渉してきたら少しは値引きしてあげるのに…こう感じている出品者さんも多いかと思うけど、一言でいってしまうと「交渉の仕方を知らないんですよ」
最初に言いましたよね、値引きのかけ引きが当たり前のように根付いている関西人と他県民との違いを思い出してください、やり方わからないのになんとなくヤッてる訳です…
5歳児がおもちゃ売り場でダダこねるようなやり方で(苦笑)
メルカリ・ヤフオクでの販売が自宅の不用品を処分するのが目的ならブロックするなりブラックリストに登録するなり対策するのも良いでしょう。
値下げ交渉されるのをストレスに感じるならそうした方が健全的です。
値下げ交渉不可であること、ルールを守らない人はブロックすることも分かりやすく記載しておきましょう。
記載していても交渉してくる人もいるだろうけどブロック・ブラックリストでサクッと対応。
不用品を出品してるだけなら値下げ交渉は相手しないという方法でも良いけど、商売として行うならそうそう簡単な話ではありません。
一部の非常識な購入者をさけるために出品者のイメージがダウンしている
これってよく見掛けるパターンですね「値引き不可・ブロックする・マイルールを押し付ける」ようは嫌な気分になる購入者さんをさけたくてイロイロ書くわけですが、より多くの人を顧客対象とするにはマイナス要素となります。
アナタだって、この出品者さん気むずかしそう…と感じたら取引したくないと思いませんか?
私なら、一部のアホな値下げ交渉は排除しつつも、顧客対象は広くしておきたいし出品者としてのイメージもやわらかくしておきたいと思いますけど欲張りでしょうか(笑)
ということで、どうするべきかというのを考えて行きたいと思います。
まず第一に「自分の常識と相手の常識は違う」ことを認識しましょう
値下げ交渉は常識の範囲内で…などと書かれているのを見ると『アナタの常識なんて知らん…』こう思うのは私だけでしょうか?
どの程度の値下げが可能なのか明確に伝えよう
商品の相場価格をシッカリ伝えよう
値下げ交渉をしてくる人のなかには出品価格が相場に対して高いのか安いのか知らない人も多いはず、出品しているアナタはいろんなサイトをチェックしてこれくらいなら売れるだろうと値付けしてるけど、普通の人はそんなの知りません。
他出品者の価格にあわせるというのは購入者さんからすると値下げに応じてくれるように思われますが、実際は自分が値下したくないと思うなら同じような商品が安く出品されているのならソチラを購入してくださいと伝えます(笑)
そもそも、他で条件が良い出品があればソチラを購入するのが普通ですから、アナタに交渉してくる時点で同一コンディションでより安い出品というのは存在しません、交渉されている自分の方が優位であることを忘れないようにしましょう。
売れない場合は自動的に値下げすることと、買えないリスクを伝えよう
今後お取引き出来なくなる可能性を伝えよう
・お得に購入いただけるように時間をかけネット相場を調べて価格をつけています、いきなり2割引きして!など問い合わせを頂くと悲しくなってしまいます…残念ですがお互いに気持ちよくやり取りできそうにない方とは今後いっさいの取引をご遠慮させていただきます。
リピーターや紳士的な方は優遇していることを伝えよう
・いつも丁寧なお言葉でお問い合わせくださるリピーターのみなさんには感謝しています、2回目以降のお取引やたくさん購入いただく際にはお気持ち程度ですがお値引させて頂きたいと思っていますのでお気軽にご相談くださいね。
けっきょく交渉ごとは主導権をにぎったもの勝ちです、長く売れ残っている商品なら相手に足元みられて主導権を奪われたりしますよね。
値下げ交渉をしてくるってことは商品を欲しいわけです、その時点では出品しているアナタの方が優位な状態でしょう、いかに主導権をにぎったまま自分の納得できる範囲で折り合いをつけるのか、難しくもありオモシロイ一面でもあります。
思いつくことをイロイロ書いてみたけど、何か一つでも参考になれば幸いです。
今回書いてみたのは値下げ交渉される前にコチラから仕掛ける対策です、『ウザい値下げ交渉が来る〜』こうなってからの対策を考えるようでは後手後手だと思います。
最後に忘れていけないのは、出品するたびに無茶な値下げ交渉が届くとしたら”そういう人たちを引き寄せている原因の一端が自分の出品方法にある”ということを認識した方が良いです。
良いお客さんを抱えている商人ほど、悪い客が近寄らないような工夫をしていますよ。