HOME > ツール&効率化 > 簡単に価格改定ツールを乗換える方法とマカド!の初期設定で見逃せないポイント
おそらく多くのせどらーさんがそう考えているのではないでしょうか?
何が大変かというと、全ての商品を最安値で出品して赤字ストッパーすら設定していないならそこまで大変な事ないんですけど、普通は下限価格の赤字ストッパーや各商品の仕入れ値まで価格改定ツールに入力してたりしますからね。
それらのデータを再入力、改定モードの再設定、そういうこと考えると、良さそうなツールがあってもなかなか試してみる気にならない訳です。
私も利用している価格改定ツール「マカド!」ですが、メーカーにお願いして出来るだけ簡単にデータの移行ができるような仕様に変更してもらいました。
まず、簡単に概要を説明すると、価格改定ソフトには各データをCSVファイルでエクスポート(ダウンロード)できる機能が付いているモノが多ですから、CSVファイルを利用して他ツールで設定していたデータを移行させるという方法です。
この方法は、マカド!に限らずCSVインポートが可能な価格改定ツールならば応用できる方法だと思います。※インポートに必須となるデータ項目は各ツールメーカーに御確認ください。
データ移行に入る前に、マカド!の利用を開始する際にラクできる方法を解説して行きます。
マカドは30日無料で試すことができ、説明書を見ながらMWS登録が完了したら自動的に出品情報を読み込んで簡単に利用開始できます。
MWSの登録方法についてはコチラのページで解説 ⇒ 初期設定 アマゾンPA-API/MWS登録
利用を開始した後に気付くと思いますが、マカドには「商品の配送経路及びコンディション毎のデフォルトの改定フラグ」という便利な機能が備わっているんです。
コレどういう事かと言うと、商品データを読み込んだ際に、どの改定モードを自動的に適応させるか選択できるんです。(出品ファイルで大量に出品する人ならこの機能の便利さ分かるかな)
これを知らずに商品情報を読み込ませてしまうと、1000商品読み込ませたら1000商品の改定モードを後からセットする手間が発生します…えぇ私は頑張って設定しましたよ(苦笑)
今になって、どういう順番でやるのが正解だったのか考えてみると
こういう手順でやるべきでした…といっても私が使い始めた頃には使えなかった方法です(苦笑)メーカーさんに頼んでいろいろ変更してもらえたので今から使う人はラクできますね(笑)
↓マカドの利用申し込みがまだの方コチラから
まずは、価格基本設定の各項目を入力します。
下限価格に関しては商品データを読み込んだ際のデフォルト下限価格になります。商品毎に後から変更可能ですから自分の仕入平均価格などをセットしておくと良いと思います。(値下幅リミット機能を利用することで、下限価格が0円だとしても大幅な下落は防ぐことができます)
1回の価格改定に対しての値下げ幅リミットを設定します。10%だと1000円で出品中の商品相場が1回の改定で900円未満まで落ち込むと改定しないという感じになります。
初期価格からの値下げ幅リミットを設定します。こちらは出品スタート時の価格に対してのリミットとなり、50%と設定していると出品スタート時1000円の商品がコツコツ値下がりしたとして500円未満になると改定ストップという感じですね。
これら二つのリミットを上手に活用することで、急な相場下落で刈り取られるようなことを防ぐことができます。
Amazonがカートを取得している場合に、対Amazon用の値下げ%を設定することでカートボックスを取得し易くできます。
ターゲットのポイントも考慮する設定にした方がカート取得しやすいです。
その他の項目に関しても好みに応じて設定します。
環境設定の変更を反映させるには〔左記の情報で更新する〕ボタンを押す必要がありますので忘れないようにして下さい。
FBA・自己配送それぞれのコンディション毎に商品情報が読み込まれた際のデフォルトの改定モードを選択します。
このような選択が可能です。
各種設定が完了したらMWS接続します。
出品者IDとMWS認証トークンを入力し〔MWS接続テスト〕をクリック
接続がOKになると自動的にAmazon出品データを取得しに行きますから、他の作業でもしながらしばらく待ちましょう。
データ取得が完了したら〔在庫ファイルダウンロード〕をクリックしてデータをDLします。
1行目のタイトル項目のみ必要ですから、2行目以降を全削除します。
アップロード用ファイルを作るには、SKU(Required)に対して・LowerPrice(Update)・UpperPrice(Update)・PurchasePrice(Update)を設定する形となります。3つまとめて設定しても良いですし下限価格のみ入力でも構いません。その他の項目に関しては空白のままでOK
入力できたら、CSV(カンマ区切り)でファイルを保存
マカドを開き、ファイルを選択から先ほど保存したファイルを選択し〔編集したCSVをアップロードする〕からアップロードすると完了です。
※アップロードファイル内に同一SKUが存在する場合は、下の行のデータが両方に適用されます
他社の価格改定ツールからのCSVデータ・ダウンロードについては、お使いの価格改定ソフトの説明書を確認すると分かると思いますが、例として少し紹介しておきます。
〔価格改定〕⇒〔最安値上下限エクスポート〕&〔仕入金額をエクスポート〕
CSVファイルを開くと、SKU・下限・上限・仕入価格と分かりやすい項目名が付いていますから、必要な列をコピーします。
上下限ファイルと仕入価格のファイルが別となりますからマカドにアップロードする際はファイル毎に2回に分けて作業した方が良いです。(ファイルによるSKUズレを防ぐため)
〔価格改定〕⇒〔CSVファイルでエクスポート〕⇒〔最安値上下限設定・仕入金額設定〕
CSVファイルを開くと、SKU・下限・上限・仕入価格と分かりやすい項目名が付いていますから、必要な列をコピーします。
上下限ファイルと仕入価格のファイルが別となりますからマカドにアップロードする際はファイル毎に2回に分けて作業した方が良いです。(ファイルによるSKUズレを防ぐため)
〔出品する〕⇒〔CSVファイルで出品する〕⇒〔CSVファイルで在庫編集する〕
プライスターの場合は、FBA出品と自己配送出品を別々でダウンロードする形になります。
ダウンロードしたファイルを開き、SKU・Akaji(赤字ストッパー)・ Cost(仕入価格) 、これらの列をコピーします。
※他社ツールからDLしたファイルのタイトル行は不要ですから2行目以降をコピーします。
以上のような方法で、他の価格改定ツールで使っているデータを移行させることで簡単にマカドを利用することができるようになります。
マカド以外のツールでも同じような方法でデータ移行できるのではないかと思いますが、データをインポートする際の必須項目がツールにより異なりますので、その点についてはインポートさせたい価格改定ツールのメーカーに問い合わせて見て下さい。
こういう方法で簡単にツール設定できれば、各ツールの無料期間を利用し複数のツールを同時に試してみて自分に最も合うツールを継続利用するという選択の仕方ができると思いますし、現在利用しているツールを使いながら他社のもちょっと試してみるということも簡単にできますよ。
マカドの価格改定画面について簡単に紹介します…と言っても画像見たら説明不要かな(笑)
直近の改定で値下がりしたら赤文字、値上がりした場合は青文字で分かりやすく表示してくれます。(過去の変動履歴も確認可能)個別設定入力、商品説明もツール上から編集可能
通常の作業としては、ツールの絞り込み機能で「下限価格に達した商品・初期リミット・値下リミット」いわゆる改定されていない商品に対してストッパーの見直しや個別の設定を行うだけ、あとは放置してループ改定です。
↓マカド!その他機能については価格改定ツールのページで解説してます。