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プライスター、マカド、Cappy、3つの価格改定ツールを比較・評価

人気の価格改定ツールを比較検証

Amazon出品商品の価格改定を行うツールは多々あるのですが、数が多すぎてどれを利用したら良いのか分からないという人いませんか?

最近のツールは単純に価格改定を行うだけでなく、その他の機能も充実してきているためツール販売ページを見ても複雑すぎて比較することすらメンドクサイですね…

あまぞん神社で掲載している価格改定ツールの一覧はコチラ ⇒ 価格改定ツール

今回は、そのなかでも、価格帯・機能が類似していてどれを使うか悩まれることが多い、プライスター、マカド、Cappy、3つの価格改定ツールの機能一覧表を作り比較してみました。

プライスター、マカド、Cappy、これらは何れもPCインストールが不要で、24時間無限ループで価格改定が可能なWEBツールタイプです(Windows/Mac/iPhone/Android可)※大口出品必須

一つ注意して欲しいのは、自動ループタイプのツールは月額料金制のモノがほとんどです。一度使いだすとラク過ぎて手放せなく可能性が高いと思います(笑)

私も最初は買い切りのPCインストールタイプのツールを利用していましたが、WEBツールタイプを使って見ると毎回在庫データを同期する必要もないし改定スタートボタンを押して終了まで待つ必要もない…今から以前のツールに戻れるかというとキビシイと思います(苦笑)

おそらくココまで詳細に機能を比較しているサイトは無いはずです(笑)見るだけでも大変なボリュームになってしまいましたがツールの違いが気になっている人は一覧表をご覧下さい。

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価格改定ツール機能一覧表

価格改定ツール機能一覧表

※プライスターの長期利用割引(月額3900円)は2019年6月1日以降に契約したユーザーには適応されません

※(最終更新日は一覧表左上に記載)機能一覧表の作成にあたり、記載内容に間違いが無いか各メーカー3社様に内容確認の御協力を頂きました、快く対応して頂きありがとうございました。

一覧にして比較しても分かり難いほど機能があるのですが、それぞれのツールに強いポイントがあり、自分が最も重要視する機能はどれか?その点を確認することで自分に合うツールが見えてくるはずです。

出品機能を見てみると

プライスターは過去5回分の出品内容を復元する機能・専用スマホアプリで読込み出品予定の商品として登録予約が出来ます。マカドは最近変更された自己配送の新しい配送設定にも対応していますし、出品画面で各コンディションの価格が常時表示されていて、その価格をクリックするだけで出品価格の入力が完了します(自己配送の出品は送料分の調整も自動)、Cappyはスマホで撮影した画像をツールに飛ばしてアップロードができたり、要期限商品の賞味期限を入力しておくことで期限間近に通知をさせることも可能です。

FBA納品機能を見てみると

プライスター・CappyはFBAラベルにJANや画像を印刷して商品間違いを予防するようにしてありますし、マカドは納品プランの商品を別のプランに移動できるようにしてあり、輸送箱に入りきらないからこの商品は次回にまわすということも可能です。

価格改定機能を見てみると

価格改定機能について最も特徴的なのは、プライスターだけは同価格に合わせるまでしかできず、ライバル価格より値下げができません。

サブスクリプションAPIというのは、他社の価格変動を察知しコチラも即時対応できるような機能です。マカドとプライスターは全商品デフォルトでサブスクリプションAPI対応、Cappyは商品単位で設定を行うことで対応となっています。

プライスターは複数の商品に対してまとめてAmazonポイントの変更ができます。

マカドは価格変動があった商品やカート取得商品などアラートマークでパッと見て分かるようにしてあります。

Cappyは、同一コンディションがいない場合に別コンディションに重みづけした価格改定や、別のASINをターゲット価格とするという独特の機能があります。

マカドは、下限価格で改定停止の赤字ストッパーに加え、1回の改定で○○%以上は改定停止・初回価格から○○%以上は改定停止という2パターンの価格暴落への対策がしてあります。

Cappyも、下限価格で改定停止の赤字ストッパーに加え、1回の改定で○○%以上は改定停止という価格暴落への対策がしてあります。

ライバルがAmazonポイントを設定している場合に、ポイント分も考慮して価格調整できるのか?そのとき金額値引きで合わせるのか、同額ポイントを付与するのか、この辺りの機能についても気になるところでしょう。

管理機能を見てみると

3つとも基本的な機能は備えており商品の仕入れ値を入力していたら、ある程度の資金状態は確認できますし在庫ファイルダウンロードは棚卸し作業にも役立ちます。プライスターは前年との売上げ比較グラフが表示されますから一年以上利用していると前年比が確認できます。

マカドは、自分がカートを獲得しているであろう商品数や在庫価格という表示で自分の在庫商品を現在の価格で全て販売した場合に総額いくらになるか?というのが簡単に分かるようになっていて、何気にこの表示が便利です。

マカドは管理画面で実際に1時間辺り何回ほど価格改定しているのかという件数も確認できます。この表示が無い時は、たぶんイイ感じに改定してくれてるんだろう…という感じでしたが、実際の数値が見えることで、これくらい改定しているんだ!と実感できるようになりました。

マカドには「ヤマド!」という無料で使えるヤフオク電脳仕入れツールがあり、管理画面からワンクリックで自分の在庫商品を一気にヤフオク検索させる機能が備わっています。

マカド・Cappyには、自己発送商品の納品書印刷機能もあります。

評価・フォロー機能を見てみると

フォローメールの送信日時指定については、プライスターは何日後と指定、マカドは何日後と指定して送信をしたくない時間帯を指定するカタチで大体の送信時間帯を指定、Cappyは何日後の何時頃に送信という指定の仕方です。

プライスターは全商品一括で送信ON/OFF切り替えとなりますが、マカド・Cappyは商品個別での配信停止が可能です。

ステップメールに関しては、Cappyのみ対応となり、フォローメール機能については送信パターンの豊富さから見てもCappyが一歩抜きん出ている感じです。

スマホリサーチ機能を見てみると

プライスター、マカドはスマートフォンを利用してリサーチツールとして使うことができます。

プライスターは外部バーコードリーダーをBluetooth接続することも可能です。

マカドは商品リサーチのページでKeepaグラフが表示されて、Keepa有料課金していなくてもランキング変動グラフまで確認できます、スマホ内蔵カメラのバーコード読み取り速度はとても速いです。

その他機能を見てみると

プライスター、マカド、Cappyともに1アカウントで複数PCでの利用が可能です。外注さんに商品登録を頼んでいる人や、私のように一人で複数のPCを利用している場合にも余計な費用が掛からず助かりますね。

TLS1.2というのは現時点で最も安全性が高いと言われる通信セキュリティです。価格改定ツールでアカウント情報やMWS情報を扱いますから、万が一のハッキングなどの被害を防ぐために出来るだけ安全性の高い状態でデータの受け渡しを行っているということです。

結局どの価格改定ツールを使うべきなのか…

出来るのであれば、一番良いのは価格改定ツールを使わない(価格改定が不要なオンリーワン商品を扱う)ことだと思います。在庫が100〜200点なら手動でも良いだろうし…

利用する人の重視したいポイントに応じてマッチングするツールは異なるはずですから、アナタがどの機能を必要と感じているか?その点をよく考えてみて下さい。

私の場合は、出品作業は独自のファイルで行ってますから出品機能に関しては気にする必要がなく、価格改定に関しては基本的に最安値と同価格で合わせるけど、値下げしてでも売り切りたいケースもありますから、値下げできないのはNG。

無用な値下げ合戦はしたくないですから、”基本はターゲットがマケプレの場合は同額に合わせ、Amazonが最安値の場合のみ値下げする”これが可能となるのがマカドでした、他の機能を比較しても今の自分に合うのはマカドだということでマカドを利用しています。

他の出品ツールやセラーセントラルから出品していると、出品後に価格改定ツールから改定モードの設定が必要です、マカドの場合はAmazon側からデータを読み込むと同時に改定モードを自動設定させることが可能ですからセラーセントラルから一括出品している人には便利です。

簡単に価格改定ツールを乗換える方法 ←こちらで少し解説していますが、マカドの暴落ストップ機能を利用することでAmazonセラーセントラルからファイルアップロードで一括出品し、あとはツールまかせで改定モードを自動設定させるという運用方法も可能です。

私の場合は、フィルタリング機能で赤字ストッパー・暴落ストッパーの商品だけ表示させて月に1・2回チェックするといった感じで下限調整をし、その他の商品はチェックしていません。

マカドの価格改定の設定方法についてはコチラのページで詳しく解説しています ⇒ マカド!価格改定機能の設定方法を分かりやすく解説

例えば、輸入転売をしているケースを想像してみると、Cappyのステップメール機能で店舗評価とフォローメールを送りたいという人もいるだろうし、類似商品のASINに対して価格を合わせて行く機能は類似品が多い中国輸入ノーブランド系に向いてるでしょうね。要期限商品を扱う人には期限間近で通知というのは助かる機能でしょう。

利用ユーザー数で言うと圧倒的にプライスターが多いですから、みんなと同じ方が使い方を聞くのが簡単という考え方の人や、長年の実績に安心感を得る人も居るはず。

個人的には、自分はマカド使っていて競合他社はプライスターを使ってくれた方が値下げ合戦が起きないな〜と思います(笑)価格改定ツールでの値下げ合戦はヤメて下さいね〜

他社よりも値下げできる機能は、1円刻みで値下げするためのものではなく、どうしても値下げしなければ売れないイレギュラーな場面でのみ利用する機能だと考えています。

プライスター・マカド・Cappy、いずれも無料期間が設けてありますから取りあえず使って見てから決めても良いと思います。マカド・Cappyの場合は動作を一時停止できるボタンがありますし、プライスターに関してもMWSの登録を解除したら動作は停止できますから、1日ごとにツールを変更なんて試し方もできますよ(笑)

それにしても、利用ユーザーの売り上げ合計を見るとビックリしますね、月間数十億円ですよ…桁が多すぎていまいちピンと来ませんが(笑)使うメリットがあるからこそこれだけの人が価格改定ツールを利用しているのだろうと思います。

ちなみに、一覧表に記載している利用ユーザー数でいうとプライスターが他社の数倍の人数ですが、あまぞん神社の記事を読まれた方の利用ツールのユーザー分布データは正反対な感じで、「マカド80%:プライスター10%:Cappy10%」このような状態であり、継続率が高いことからもマカド!のユーザー満足度は高いと思われます。

以上、価格改定ツール選びで悩んでいる人の参考になればと思い比較検証してみましたが、気になるツールがある人は各メーカーのサイトで詳しくチェックして見て下さい。

↓マカド!について詳しくはコチラ

マカド

 

↓プライスターについて詳しくはコチラ

プライスター

 

↓Cappyについて詳しくはコチラ

cappy
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