HOME > ツール&効率化 > 「マカド!」のスマホ商品リサーチ機能
せどり業界では、モノレートが2020年6月30日をもって廃止した影響が大きく、とくに商品リサーチをする際にモノレートで確認をしていた人たちは頭を悩ます事態となりました。
スマホのリサーチツールにおいては無料ツールでランキング変動まで確認することが簡単ではなくなり、2020年7月現在では、サイトの読み込みが不安定な「DELTA tracer」を使うか、有料のリサーチツールに加えて「Keepa(有料)」のサブスクリプション契約をしてアプリ連携することでランキング変動を確認するという方法が取られています。
ツール販売メーカーは、モノレートの終了を逆にチャンスと捉えて各社ともに新たな機能を次々とリリースされている印象です。
私も利用している価格改定ツール「マカド!」においても今回スマホ用リサーチツールとしても使える機能が搭載されました。
しかも、ウレシイことにKeepaの有料契約していなくてもランキング変動グラフが見れるというオマケ付きです。(マカド!側が費用を負担することでKeepaランキングを表示してくれてます)
※商品リサーチ時だけではなく、自分がマカド!で商品登録している在庫商品も〔商品データ〕ボタンを押すとKeepaランキング変動グラフを確認できます。
スマホでマカド!にログインして〔出品する〕→〔商品リサーチ〕をタップ
〔スキャナー起動〕をタップ
※スマートフォンのカメラでバーコードを読み取るにはPic2shopというアプリを予めインストールする必要があります。
iPhone
Android
Pic2shopが開いたら商品のバーコードを読み込む
Pic2shopのバーコードを読み込む感度が良すぎてビックリ!枠内にバーコードを完全に入れる前に読み取れてしまう感じです。
現在価格・ランキング・出品者数・販売参考価格(手数料引き価格)などが表示されています。
商品データは、30日・90日・180日・1年間で表示切替えが可能。
Keepaグラフは、通常サブスク有料過金ユーザーのみ表示するランキング変動グラフもシッカリ表示。
検索した商品履歴は下部にストックされていきます。
商品リサーチしてそのまま出品登録もできるようになっています。
私がテストしてみて各所を改善してもらいましたが、まだ全ての修正は完了しておらず完璧と言える状態ではありません、今後の進化に期待ですね。
たくさんの商品を連続でリサーチする場合に毎回スキャナー起動からタップの一連の動作が少し手間ではありますが、マカド!ユーザーであれば追加料金なしでKeepaランキンググラフを活用できますから使わない手はないでしょう。
現状では、マカド!のリサーチ機能だけでスマホリサーチツールとして使うには荷が重い感じですが、一工夫することで便利に使うことができますからアイデアの一つを紹介します。
はじめに流れを説明しておくと、Amazonの商品ページからシェアボタンでマカド!を開くといった感じです。
直接Amazonアプリでバーコードを読み込んでも構いませんが、せどりすと・Amacodeなどのアプリを経由してAmazon商品ページを開くことが多いでしょうから、今回はiPhone用のAmacodeを使い説明していきます。
Amacodeでリサーチした商品のAmazonリンクを開きます。
Amazon商品ページのシェアボタンをタップ
ショートカットをタップ
自分が登録しているショートカットの中から〔マカド!〕をタップ
このように、マカド!の商品データを表示することができます。
データの確認が終わったら左上の〔完了〕をタップすることでAmazon商品ページに戻ります。
※初回アクセス時はマカド!のログイン画面が開きます、ログインできていれば商品データが開きます。
マカド!を利用していない場合は、同じ方法で「DELTA tracer」へのショートカットを作ることでランキング変動を確認することができますね。
Androidスマホを使っている場合は、Microsoft Power Automate (旧 Microsoft Flow) を使えば同じようにできるかと思います、機会があれば紹介しようかと思いますが、Androidの場合は他の方法でランキング変動の確認が可能なため急いでテストする気にならない…気が向けばそのうち。
iPhone ショートカット(旧 Workflow)の使い方・レシピの作り方については、Workflowの時代に解説しています、現在の仕様とは異なる部分があるかも知れませんが参考にして下さい。
スマホ電脳せどりの時短テクニック!すきま時間を有効活用できるアプリ
ショートカットは各種アプリと連携できるので、スマホカメラでバーコードを読込むと自動的に「DELTA tracer」を開いたり、JANコードをメモ保存したりと工夫次第で自分だけのツールを作れますから一度は使ってみることをオススメします。
↑マカド!その他機能については公式サイトでチェック!