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トータルパフォーマンスで考えよう

少ない資金でスタートすると高額商品の仕入は難しく、仕入数を増やすのも大変

当然アマゾンへの出品数も少ないわけです、出品数が少ないと1商品ごとによ〜く眼が行き届くため、「この商品は○○円で仕入れたから○○円以上で売らないと赤字になる」と考えてしまう傾向にありませんか。一円も損したくないという気持ちもよく分かりますが、商品を販売していると全ての商品を黒字でというのはなかなか難しいです。

仕入れる時点では価格差を見て「利益」と思い込んでいますから「損益」に気持ちを切り替えるのは勇気がいると思いますが、FBAに納品していると在庫保管の費用がマイナスとして増え続けます。(本メディアなど小さな商品は月に数円程度なのでそれほど気にする必要はありませんが大きな箱物だと月に数百円掛かったりします)

FBA/自己配送どちらにしても、売れない商品の仕入に掛かった資金が動いていないというのが問題です。赤字での販売になったとしても現金化することにより次のチャンスが生まれます。

これは仕入れ価格が高い商品ほど気にする必要があります。100円で仕入れた本がFBAで1年売れないのと10,000円で仕入れた箱物商品がFBAで1年売れないのでは影響力が異なりますよね。10,000円を保管費用を掛けて寝かせ続けるより、赤字でも現金化して次の商品を仕入れて数回販売できれば資金が増えると思いませんか。

出品数が、数百数千となってくると1商品ごとに眼を配らせるのが大変になり一つに固執しなくなるというのもありますから、それも一つの方法かもしれません。

出品数に関しては、取扱商品のジャンル、単価、それぞれの販売戦略により異なりますから一概に言えませんが、本・CD/DVDなどメディア商品に関してはアマゾンが「テール商品(ランキングが低く頻繁には売れない商品)まで幅広く取り揃えることで売上増加に繋がる」と説明をされています。

アマゾンで月に数百万円売り上げていると情報発信している人でも、出品数約200個で高価格商品を扱い200万円売り上げている人もいれば、出品数約3000個で低中価格商品を扱い300万円売り上げてる人もいます。

FBA在庫数が少ないと商品の売れ行きが良いときに仕入が追い付かないというケースはありますが、在庫数が増えてくると全て売れてしまうということはありませんから売上が安定化する傾向になるでしょう。

一つの商品に固執せず、1ヶ月の「売上−経費」で考える。

多少赤字になる商品があっても、1ヶ月トータルで考えて予定通りの利益が出せれば良いのです。赤字になった商品も、なぜ赤字になったのか考える材料となりますからけっして無駄ではありません。

同じミスを繰り返さなければ良いのです。徐々に赤字になる商品は減っていき、今月は○○円仕入れたから○○円の売上になるだろうという予測もはぼ的中するようになってくると思います。

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