HOME > カートボックス獲得 > 値下げ合戦による悲惨なカートボックスの結末
おそらく自動で価格改定を行うツールを利用されているのかと思いますが、FBA出品者の最安値から2名の出品者だけ極端に安い価格設定でカートを競っていました。
ランキング上位で動きの早い商品の場合は価格調整ツールで早めに売り抜くのも良いだろうと思いますが、もともと月に数個しか売れないような商品の場合は、売れる前にドンドン価格が下がって行くケースがあります。
アマゾンは利益計算をできる便利なツールを用意してくれていますのでFBAシュミレーターで見てみると
この商品が503円で売れた場合の手数料合計は約348円(保管期間が長いと手数料は増えます)
利益155円から仕入れ費用やFBA納品時の送料などを引くと赤字の可能性が高いですね。
注目したいのはこのDVDの保管費用は1ヶ月で3円というところ
価格が下がり続けると判断し て赤字でも損切りするのか保管費用が安いなら数ヶ月待って見るかは出品者としては判断に悩むところでしょうね。キャプチャは6月前半なので、どちらが良かったのかはその後の価格の動きをASIN:B001DSSKGYで調べると分かると思います。
今まで手が出せない価格だった商品が値下がりすることによって客層が増え売れるようになるケースも考えられますし
もう少し待てば「もっと安くなるかも」という期待感で買い控えする可能性も考えられます。
マーケットプレイス出品者ならアマゾンのほしいものリストを利用している方も多いでしょう。(ネット仕入れされる人には非常に便利なツールかな)
ほいしものリストに入れている商品が値下がりすると下の画像のような表示に、
私だったらもっと値下がりするかも…と待ってしまいますね。
ちなみに値上がりが始まると「もっと価格が上がるかも」という危機感から商品が飛ぶように売れていくケースも多いです。売れるときには値上げの価格調整を忘れないようにしましょう。